沖縄スピリチュアル紀行①【宮古島】前編
沖縄スピリチュアル紀行①
【宮古島】前編
ご縁が紡ぎだした場所
私の【沖縄のスピリチュアル紀行】をご紹介したいと思います。
今回は、沖縄県宮古島をご紹介いたします。
今回の旅は、私のルーツとも関係の深い場所。【宮古島】
私は、沖縄の首里の生まれで、嫁いだのは、宮古島狩俣出身の旦那の元。
旦那の家系は、宮古島狩俣の神人「神んちゅ」。ノロの家系です。
今回、ある方とご縁が繋がり、今回宮古島の「宮古神社」で行われる祭事に向かうこととなりました。
今年は10月25日、26日に行われる「宵宮祭」「例祭」
今年の9月頃から感じていた、ターニングポイント。
キーワードは、宮古島。
そんな私の「魂の旅」の記録です。
10月26日ホテルからの朝焼け
曇りのち晴れ
朝日からパワーチャージして、瞑想・・・
さあ、素敵な一日の始まりです!
来間島【竜宮展望台】からの景色
台風の合間でとても風が強く、海は波立っていましたが・・・絶景!!!
自然の壮大さと包み込む優しさを肌で感じます。癒されていく感覚に感謝♪
続いて向かったのが、来間島に向かうとき気になった
【下地神社】ツヌジ御嶽と赤名宮
※御嶽のため写真は控えさせていただきました。
【下地神社】ツヌジ御嶽とは
ツヌジ御嶽(下地神社)は、沖縄県宮古島市の御嶽。大世の主をまつる赤崎御嶽の遙拝所である。
昔、赤崎御嶽の祭日に出かけたが途中大雨にあい、途方に暮れて大岩のかげに雨宿りし晴れるのを待った。雨はなかなかやまず赤崎御嶽まで行けないので、一計を案じ大岩にプーイ物を供え、その事情を大世の主に報告して帰路についた。それ以来、雨宿りした岩を赤崎御嶽の神体として拝むようになった。今では、赤崎御嶽にお参りするのは、司や神女たちとなり、一般の人々はツヌジ御嶽から拝むようになっている。
※赤崎御嶽・・・赤崎御嶽の祭神は、大世の主豊見親と唱える。農耕万穀、五穀豊穣を掌る神で子方母天大が生んだ12神の一体といわれている。例祭は毎年3回甲きのえ午うまの日に行われる。赤名宮と共に下地地域の根所として、昔から島の信仰が深い。海に突き出た赤崎には、神井(ぬか井)があり、例祭は下地中学校西側隣の神畑(ぬか地)の粟から取れた一握りの糠によって、その年の凶疫病、台風の有無を占う神事が、司の手で行われている。
市指定有形民俗文化財。
🌷ツヌジ御嶽:来間島に向かう途中、道中にあり強いエネルギーを感じていたので、帰り道に寄りました。車を止め、鳥居前に立つとすごい威圧感!入ってよいか確認を取り、招き入れてくださったのでお辞儀をして入りました。大きな狛犬のある神社。造りは本島の神殿造りではなく、階段のある高倉式神殿。なんかとても神秘的でした。鳥居をくぐり気づきました・・・何回か足が止まります。そのたびにお辞儀をして本殿へ。結界なのか、強い守りの意識を感じました。名前・住所・自己紹介をしてお礼参りの旨を伝えた時に、メッセージを頂きました。優しく包むような温かい感覚・・・御嶽内の拝所に手を合わせ、しばらく御嶽内にいましたが、挨拶を終え鳥居をくぐると、御嶽内の空気が違っていました。澄んだ空気に明るい日差しが差し込み、鳥が木々に止まりハーモニーを奏でていて、最初に威圧感を感じていたのが嘘のようでした。
【赤名宮とは】
この御嶽の御祭神は御栄加主 ( うえかぬす ) と称し、
公的な事業・官職栄達の道を司り、成就隆盛隆昌の途を拓き給う霊感あらたかな神様である。
子方母天太神が養育した12方の神々は、それぞれの方角の神になったよいう神話伝説。
池間島の大主御嶽に祭られ人命を守り給う尊い神様を初めとし、
赤崎御嶽 ( 大世の主 ) は農耕万穀を掌り給い、
平良の阿津真間御嶽 ( 蒲戸金主 ) は総ての人事諸事の記帳を掌り、
西里添のピマル御嶽 ( 美真瑠主 ) 産児出産を掌る兄弟の神々であるが、
その他の神様は詳かでないと宮古史伝に記してある。
現在の神殿は1965年5月20日改築、さらに鳥居と他一部が昭和61年に改築され、
宮古島の住民より厚く信仰されている。
🌷赤名宮:ここも来間島に向かう途中気になった真っ赤な鳥居のあるお宮でした。
赤名宮の入り口に立って、目が回る感覚がしました。ツヌジ御嶽とはまた違うエネルギー。押し出すエネルギーと申しますか、現実的エネルギーの圧迫感。透明の空気圧に押されている感覚といいますか・・・
手を合わせて、すぐにわかりました。ここは私に必要な場所だったのだと・・・
私は仕事で、ターニングポイントを向かえていました。そのタイミングで宮古島に呼ばれました。
赤名宮の前で氏名・住所・自己紹介をしたときすぐに頭の中に響きました。
「人に忠誠を尽くし、神(天)に忠誠を尽くし、精進なさい。・・・」(以下省略)
赤名宮の由来を調べ、はじめて理解しました。「公的な事業・官職栄達の道を司り、成就隆盛隆昌の途を拓き給う霊感あらたかな神様」と記されていたからです。
忠誠・・・調べました。
『忠実で正直な心。また、忠義を尽くすこと。』『個人の心、感情から来る献身を表すこと』
『特定の人間,集団,または信念に自己を捧げ,節操を変えないこと。』
天と人間に忠誠を尽くす・・・忠実な真心、誠実な献身。そして、役目を己を信じること。
なんか、涙が出てきました。そして、決意を新たにし約束をいたしました。
感謝の気持ちで胸がいっぱいになり、御礼と決意を述べ、赤名宮を後にしました。
続いて、池間島に向かいました。
池間島に向かう途中、狩俣の鳥居門前で亡き義祖母や親戚の方々に挨拶をしました。
【御嶽(うたき)・神人(ノロ)について】
少し、御嶽(うたき)やノロ(神人)について触れておきたいと思います。
沖縄の御嶽は、神事を司る者、そしてノロしか立ち入ることができません。
御嶽は神聖な場所であり、神の神事、祈りを司る場所。穢してはならない場所なのです。
神人「ノロ」は血筋の方で、選ばれし者しかなることはできません。
ノロの神事もすべて口伝承。唱に乗せ伝えられ、子供や親族にさえ内容を明かしてはならないといわれているのです。また、ノロの衣装や道具も見てはいけない、触れてはいけないという教えがあるそうです。
御嶽は、一般公開している場所においては問題ないのですが、秘密裏にある御嶽においては立ち入ることを勧めません。土地の神様や御嶽にまつわる言い伝えは、重んじることをお勧めいたします。
悪いことが起こるという方もおられますが、そうではなくそこにあるエネルギーに触れるのです。強すぎるエネルギーは、当人や感覚を持つ身内に掛かることもあります。一種のサイン、警告ですね。
見えざる者も人間も同じなのです。礼儀を重んじず、ズカズカと敷地内に足を踏み入れる側に問題があると私は思います。私は、嫁いでからその土地や場所にまつわる不思議に何度も遭遇してきました。だからこそ、簡単に土地の神の許可なしには、神聖なる場所に足を踏み入れることを躊躇します。そして、それが礼儀だからです。
また、パワースポットと言われる場所もしかり、ご自身の体調や波動が落ちているときに立ち寄るのはお勧めできません。御嶽は光の場所であるが故、傍には闇も存在します。安住の地としての闇の存在です。安らぐ光のそばには、そこに安らぎを求めて留まる闇もあることを頭に入れていただきたいと思います。人のあまり踏み入らない御嶽に行くときには、ラップ音が聞こえたり、樹木の葉が不自然に揺れ警告を発します。パワーをもらいに行くはずが体調を崩したり、予期せぬ事態に遭遇するのは避けたいものです。
御嶽やパワースポットに足を踏み入れるときは、礼儀と貞節を重んじ、ご自身の体調やエネルギー波動とご相談しながら、パワーチャージにあやかりたいものですね!
私は、結婚して18年、宮古島に主人の実家があるので法事ごとや行事で何回か訪れてはいるのですが、神社やお宮、御嶽などを廻ったことはありませんでした。なので、宮古に神社や御嶽がこんなにたくさんあることも知らなかったのです。
今回は、呼ばれて足を止めた御嶽や神社からたくさんのメッセージとともにパワーを頂きました。また、亡き義祖母からも池間島からの帰りの道中、温かいメッセージを頂きました。
涙が溢れ、胸が熱くなりました。
心地いい島の時の流れとエネルギー・・・そして満ちてゆく熱い想い。
そして、今回のメイン宮古神社へと車を走らせます。